• 岸田麻矢 著
  • A5判
  • エクスナレッジ(版元
  • 2020
  • カバー+本文 デザイン/DTP デザイン協力:マツダオフィス

突然のコロナウイルス騒動で、海外への旅が一気に遠のいてしまった昨今ですが、そんな中、家に居ながらにして世界各国の「おやつ」を目で堪能できる本がでました。
その名も『異国のおやつ』。

ヨーロッパ、北南米、中東、アジアの4つに章をわけ、有名どころから初めて目にするものまで、様々な味と見た目のおやつたちが百花繚乱。
そのものの味やビジュアルにフォーカスするのはもちろん、その背景や来歴、つくる人の思いまで、「おやつ」をキーワードにさまざまな物語が広がります。

自分も色々な国の食べ物が好きで、いくつかの掲載店には足を運んだことがありますが(美味しかった!)、東京にはまだまだ、こんなにも多彩な異国の味があったのかと驚きました。
デザインをしながら、とにかくお腹がすいて仕方なかった本でもあります。美味しいものは、ときにに罪作りなものですね。

薄いピンク色の帯は、お菓子かかったクリームのイメージ。帯を外すと、真っ白なカバーが現れます。
カバーは純白、帯は薄ピンク、見返しはベリー色。
カバー写真のお菓子になぞらえ、美味しそうに見えるように。
一般的な飲食店・製菓店のほか、
日本に住まう世界各地域出身の方が集うスーパーやマーケットの頁もあります。