- 小泉和子 編著
- B5判/上製
- 河出書房新社(版元)
- 2022. 11
- ブックデザイン/DTP
昭和の一般家庭の日々の営みに寄り添っていた住宅や道具、それらを用いた家庭内行事、生活習慣そのものなどに関する情報が一同に会した図鑑。
官公庁の記念館や名士の豪邸など、文化財に類する特別な昭和の建築や文物を取り扱った書籍は数多くありますが、ごく普通の市井の人々の暮らしにおける細かい部分にまでスポットをあてた本は、結構珍しいのではないでしょうか。
住まい、食、衣、病気・衛生・出産、戦争中のくらしの5章にわたり、豊富な写真やイラスト資料などで、人々の息遣いが聞こえるような昭和の暮らしの様子を見て取ることができます。
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装丁まわりでは、それらと相性の良い赤や黄色などを使用。
オビ文で、自分も子供のころに使っていた「黒電話」が
今では博物館に陳列されるような物になっている事を知り、驚きました。
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空間ごとに細かく部位説明がされています。
昭和を舞台にした創作物を扱う際の資料としても、役立ちそうです。